東大受験生のための参考書の選び方 化学編
今回は化学編です!
化学はほとんどの理系受験生がとる科目だと思います。化学は理解したらひたすら問題演習で経験を積みましょう。これから書く通りにやっていけば、こちらも45点(60点満点)は確実にとれます。確実に。ちょっと多いかなと思うかもしれませんが、入試までにこなすことを考えれば楽勝です。頑張りましょう。
化学の新研究
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一家に一冊必ず持っておきたい参考書です。わからないものが出てきたときの辞書代わりにもなりますし、東大の過去問でこの本のコラム欄から出題された問題も多いです。分厚いのですべて読む必要はありませんが、暇なときにでも少しずつ読んでおくと、後でのびてくるでしょう。
セミナー化学
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学校で習ったセクションを順次解き進めていきましょう。長期休暇で一気に3周くらいするのがおすすめです。ちなみに私こめは、物理と同様セミナー化学は高校2年の夏休みに一気に三周しました。忙しいと思いますが、はやめにやっておくとあとで他の科目に時間を割くことができるようになるので、はやめはやめに終わらせましょう。大切なのは、必ず3周やるということです。高校3年の夏前までには仕上げましょう。
化学の新演習 or 重要問題集
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セミナー化学3周が終わり次第、こちらに移ります。新演習は上に書いた新演習の姉妹本のようなかんじです。問題量が多く、全範囲をある程度の難度をもってカバーしています。重要問題集は新演習よりは少し難度が落ちますが、基礎からカバーしていて、セミナーで不安だった部分も払拭してくれるのでおすすめです。周りを見ていると、重要問題集のほうが解いていた人は多かったようです。というよりも重要問題集やらずして東大合格なんてありえないとまで言う人すらいます。ぜひやりましょう。必ず。高校三年の夏までには必ず3周します。秋以降は過去問や他の教科に取り掛かれるようにしましょう。ぼろぼろになるまで解いて解いて解きまくりましょう。
有機化学演習
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有機化学は点数のとりどころなので、万全の対策をして入試を迎えたいです。新演習や重要問題集を解いても有機が物足りないと感じたときはこれに取り掛かりましょう。秋以降少しずつやっていって、終わらなかったらそれはそれでいいや、ぐらいの感じで解き進めましょう。有機ばっちりの人や他教科が不安な人はこの本はやらなくてもいいです。
東大の化学27ヶ年
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十分に演習を積んだら、過去問に取り掛かりましょう。物理編でも書いたように赤本や駿台の過去問は解説がクソなので、27ヶ年をやりましょう。27年分できたら解いたほうがいいのですが、別にすべて解く必要もないです。古くなるにつれて傾向も変わっていくので、自分の苦手な分野に絞ってやっていきましょう。個人的に有機は量やったほうがいいかなと思います。
入試攻略問題集 東京大学
入試攻略問題集東京大学理科 2019―物理・化学・生物 (河合塾シリーズ) 新品価格 |
27ヶ年が済んでしまったら、入試までの暇つぶしに、過去問準拠の問題集に取り掛かりましょう。あまりやる必要もない気がしますが、入試までのコンディションづくりにはいいかなと思います。たまに悪問が含まれたいることがあるので、注意。
化学は量こなすことがポイントです。良質な問題に多く触れて、経験を積むことで、45点は必ずいきます。
各分野自分の得意不得意あると思うので、苦手分野を徹底的に排除し、万全の態勢で本番を迎えましょう。