高校から中高一貫校に入った 東大生のブログ

高校から首都圏某中高一貫校に入学し、部活に励みながら現役で東大に入学した過程を紹介していきます。

入試直前の心構え

さて、今回は入試直前の心構えについて!

 

直前になってくると本番への緊張感から夜も眠れなかったり、勉強に身が入らないというようなことも起こってくると思います。

そんなときは....

 

 

思い切って勉強を、しない、というのも一手です。

 

 

ここまで必死に頑張って勉強してきたあなたなら大丈夫、ここは余裕をもって行動することも一つの戦略です。

 

ぎりぎり直前まで勉強し続けるのもひとつの戦略ですが、考えてみてください。

たとえば、サッカー選手は大事な試合(W杯とか)の直前までリフティングを続けたり、パスの練習を続けたりするでしょうか。

たしかにそういう選手も一部にはいるかもしれません。

しかし、大方の選手は大事な試合に備えて十分に休息をとってコンディションを整えるはずです。

 

受験生もいっしょ!

 

もはやここ直前まできたら考え方はアスリートと一緒です。

睡眠時間や食事にまで気を使ってコンディションを整えていきましょう。

 

ここまで努力し続けてきたあなたならだいじょうぶ!

しっかり体調を整えて試合本番(入試本番)で持てる力のすべてを発揮できるようにしましょう。

 

寒い日が続きます、インフルエンザも流行っています、

風邪などひかないように気を付けてください。

皆さんの健闘をお祈りしています。

東大受験生のための参考書の選び方 漢文編

今回は前の話題に戻りまして、参考書のお話です。今回は漢文

国語の評論物語古文漢文のなかで一番点がとりやすいと言われている部分です。しっかりと対策をして満点を目指しましょう。

 

また、センター対策と完全に被るのでセンター対策をしておけば万全って感じです。ほかの分野に比べて勉強量も圧倒的少なく、対策もしやすいはずなので、集中的に勉強して得意分野にしちゃいましょう。

 

参考書編

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とりあえず、コレ!これ一冊やっておけばセンター漢文は満点が狙えます。

上に書いた通り、東大の漢文はセンターとほとんど同じレベルなのでこれ一冊こなしておけば、東大レベルまでとりあえずこなしたことになります

すみずみまで読んでいくと、忘れていた知識や、そういえば先生が授業で言ってたなみたいな知識がどさどさ出てくるので、すみからすみまで目を通しましょう。

漢文の基礎はこれ一冊で完璧です。

 

問題集編

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定番中の定番です。漢文の問題集どれやったー?みたいなことを聞くと東大生は7割がた漢文道場って答えます。たぶん。

最初に意味ごとに整理された句法などが載っていて、それ以降は問題演習です。良問が多いので、これ一冊で十分に二次試験でも太刀打ちできる学力になります。この二冊をみっちりこなせば、二次でもかなりの点数が期待できると思います。

センターは満点が前提ですからね!

 

物足りない人編

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これだけやってもまだ漢文に割く時間があるって人はかなりの猛者だと思いますが、一応紹介しておきます。

入試直前に漢文が不安になってきたら、どうぞ。

 

漢文は量が少なく、それほど難解な問題も出題されにくいので、はっきり言って2週間くらいでみっちりやればすぐテストで点数になるおいしい科目です。ぱっと句法を覚えて、ごりごり問題演習を進めていきましょう。

漢文は高3に入るまでには完璧な状態にしておきたいので、高2の冬に2週間くらい時間をとってみっちり仕上げちゃいましょう。模試の得点もぴゅっと上がるので気持ちいいですよ。

中学受験高校受験大学受験の難易度 2

それでは、それぞれのどういうひとに向いているのかどんなリスクが考えられるのかについてみていきましょう。
 
まず中学受験は、

  • 受験戦争がオーバーヒートしてる感がある
  • その結果、入試問題と小学校で習う内容とに極端な隔たりがある
  • また、その入試問題も発想力が求められることが多く、対策が困難
  • 遊び盛りの小学生に受験勉強は酷
  • 落ち着いて座って勉強するという習慣を身に着けるところから始まることもしばしば
  • 年齢的に物事を論理的にとらえることが難しい場合が多い

以上の6点から、中学受験は高校受験、大学受験に比べて圧倒的に難易度が高いです。

東大生に灘中学の入試問題を解かせても、合格水準に達するのはごくごく一部のみです。

一方で、他の小学生よりもずばぬけて発想力が豊かだったり、記憶力が良い場合には挑戦する価値はあると思います。よく夏のニュースなんかで、塾の夏季合宿の様子が報道されているのを見ると思います。小学校高学年という貴重な遊び盛りの時期に机にかじりつかせて勉強させるのは個人的に酷な話だと思いますし、仮に中学受験でいい中学校に入学できたとしても、その中で落ちこぼれる人は大勢います。それと、子供の将来の幅広い可能性を狭めてしまうことがあることにも注意してください。中学受験で頑張っていい中学校に入学すると、エリートサラリーマン路線や医学部路線などしか見えなくなってしまうことがあります。気づいたらいい中学校に入っていたせいで、美容師さんだったり、すし職人だったり、小学生の夢見がちな将来像をぶちこわしてしまうことがあります。本当にそのあたりは慎重に吟味して、判断すべきでしょう。

次に、大学受験のメリットデメリットとしては、

  • 受験者数が圧倒的に多く、それゆえに予備校や参考書も厳選されいいものが多い。
  • 独学でも十分に対応できる
  • 年齢的に将来像も固まり、自分のやりたいことを中心に学校選びをすることができる
  • 最悪の場合、浪人することができる
  • 一方で、科目が多く、範囲も広い
  • 受験戦争が過熱している感もある
  • ひとそれぞれやる受験内容がちがうため、情報共有が難しい
  • 学部を決めてから受験することが多く、将来の可能性を一気に狭めかねない
などが挙げられます。

大学受験をする16~18歳という年齢的にも、激しい受験戦争に耐えうる精神力も備わっていることが多く、中学受験よりは、楽に乗り越えることができると思います。

最後に、高校受験です。

  • 出題範囲が狭いうえ、学校で習った内容しか出ないため、対策が容易
  • 暗記量が圧倒的に少ない
  • 中学受験のように発想力重視ではないため、努力次第で成績はあがりやすい
  • 独学で対応することも不可能ではない
  • 受験にかかる費用は一番少ないと言われている
  • 中学受験よりも英語の分だけ教科が多い
  • 高校受験後に大学受験まで3年しかないため、中高一貫生よりは勉強時間が少ない

などが挙げられます。

脳の発育曲線的にも、この時期にふさわしいだけの勉強量しか課されないため、はっきり言ってだいぶコスパいいです。

 

中学受験高校受験大学受験の難易度 1

 最近大学受験向けの参考書の紹介ばかりしていたので、たまには中学受験、高校受験のはなしも触れようと思いまして、今回は中学受験、高校受験、大学受験のなかで、結局どれが一番楽なのかについて考えてみます。

 

一番楽かなんてひとそれぞれと言えばおしまいなんですけど、周りに聞くのと、自分の感触的にも難しさ順としては、

 

 

 

 

難しい     ↔      簡単

中学受験>>>>>>大学受験>>高校受験

 

 

 

 

になると思います。

高校受験が一番楽で、中学受験が圧倒的に大変だと思います。

 

したがって一番楽なコースとしては、高校受験だけして、難関校に一発で合格し、そのまま付属大学に進学してしまうことだと思います。大学付属校についてはこちら。

たとえば、慶應義塾高校に高校から入り、大学までエスカレーターで進学するとか。体育会系の運動部に入れば、就職だって間違いないです。また、仮に高校受験で志望校に合格できなかったとしても、2番目に簡単な、大学受験でリベンジをすればいいだけのことです。中学受験は個人的におすすめしません。

 

 

長くなりそうなので、今回はここまで!

次回は、それぞれの受験がどんな特徴があって、どんな理由で私が上のような難易度順にしたのかを、くわしく解説します。

東大受験生のための参考書の選び方 地理編

今回は地理編です。実際私は理系なので地理はセンターしか使っていません。そこで、今回はセンター地理対策をメインに良質な参考書を紹介していきます。

 

地理は、日本史や世界史に比べ、暗記量が少ない分、高得点は取りにくいです。センター8割まではある程度勉強すればすぐに到達しますが、9割の壁はだいぶ厚いです。また、センター8割の知識さえあれば、東大地理でも十分に通用します。実際、東大地理で35点の人でもセンターは8割、とかざらにいます。とりあえず、センター用の参考書で基礎固めをして、とっとと過去問に移って演習を積むのが一番です。この点、地理は他の社会系科目に比べて格段にコスパいいです。選択で困ってる人は、よっぽどの歴史オタクでなければ、とりあえず地理で問題ないと思います。まあこの話はまた後日詳しくするとして...

 

 

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これさえあれば、センター地理8割はまちがいないです。本気で地理を固めたいなら、これを使うべし!

、というかこれしか地理の良書はないと言っても過言ではないです。地理選択の高校生は全員これをとりあえず読んでみるべき。

あっという間に地理が得意になります。

 

正直言って地理はこれだけを何回も何回も読んで全部覚えれば、どんな大学の問題でもとりあえずは太刀打ちできます。地理は論理性も重要なので、どうしてこの地形になるのか、どうしてここでこんなに雨が降るのか、どうしてここでは稲作が行われているのか、など、ただ覚えるだけじゃなくて、なぜどうしてを大事にして勉強していくと、すぐマスターできます。なぜどうしてにこだわって勉強してみてください!

 

今回は、以上!

東大受験生のための参考書の選び方 古文編

 はいこんにちは。今日は古文編です。ぞくぞくと参考書も増えてきてうきうきしている頃かと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

今回はセンター古文から、東大受験まで、絶対に使える間違いない参考書を紹介していきます。

 

センター試験に関していえば、センター古文は配点50点分ですが、これは絶対に落としてはならない50点なんです。毎年センター試験の傾向として、小説は年によってはちゃめちゃな問題が出たりするのであまり得点は期待できません。論説はコツをつかめば間違いなく50点満点きます。古文漢文でいかにおとすことなく100点分獲得し、小説を抜いた論説古文漢文で150点を目指せるかが重要なのです。これはかの有名な林修先生(いまでしょ!のひと)がおっしゃっていたので間違いないです。そんな大事な古文で点を落とさないための参考書。お教えしましょう。

 

参考書編

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こちらの”古文教室”は、古典文法がことごとく網羅されており、ありとあらゆる知識が載っています。その割に薄く、よくまとまっているので、すぐに読み終えることができます。読み終えたら、問題集に移りましょう。だいたい高校2年の冬くらいまでにはこの作業が終わっていると後々古文がグンと伸びてきます。ちなみに私はいまでもこの参考書をとってあります。いざというときのために...?

 

単語帳編

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この単語帳は良いです。間違いないです。膨大な量の古文単語が厳選されており、読みやすく、すっきりしていて、とっても覚えやっすいです。また、筆者のコラムみたいなところがおもしろくて、はやく次のページにいきたい欲求にかられ、次々と覚えられます。(私だけかな)

 

問題集編

古文上達 基礎編 読解と演習45

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入門編基礎編演習編があり、自分のレベルに合わせて勉強できます。新しい古典文法の問題集が済んでいれば、こちらの基礎編から入っても大丈夫です。これをやってから過去問に移るのとそうでないのでは明確な差が出ます。ぜひ、過去問に取り掛かる前に、じっくり自分の実力を点検していきましょう。 センターレベルであれば、ここまでの学習で十分太刀打ちできます。

 

過去問編

 

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ここまできたら、過去問に取り掛かりましょう。90年代以前のものは難しいのでやらなくていいです。センター試験の過去問で、記号選択肢を隠して、記述式にして解いてみるのをおすすめします。センター古文と東大古文は、選択肢があるかないかの違いくらいしかありませんので、センターの過去問で鍛錬を積みましょう。