高校から中高一貫校に入った 東大生のブログ

高校から首都圏某中高一貫校に入学し、部活に励みながら現役で東大に入学した過程を紹介していきます。

定期テストの学習計画の立て方

以前の記事でも紹介したように、管理人こめは、塾予備校にはほとんど通わずに東大を受験し、現役で合格しました。この裏には、綿密な学習計画がありました。そして、その綿密な学習計画にのっとって勉強を進めていった結果、受かるべくして合格したのです(と、信じています)。私は、家庭教師のアルバイトをしていますが、そこで面談の際に必ず言うのが、綿密な計画なくして合格はない、ということです。独学で大学受験をする際の要は、細かく、丁寧な学習計画です。今回はその計画の立て方について説明していきます。

まず、今回は初級編として、定期テストに向けての計画の立て方です。定期テストが迫ってきたら、必ず、どのように勉強していくかという学習計画を立てましょう。順序立てて書いていきますので、毎回の定期考査前には、この順番に沿って計画を立ててみましょう。初めて作るときには1時間くらい使ってしまうかもしれません。それでも計画を立てずに勉強するよりは格段に効率よくなるので、すぐんい取り返せるはずです。テストの前には計画を立てることを習慣にしておきましょう。

     1.まず、試験までの日数を数えて、小さめのカレンダーを紙に書いてみましょう。こんなかんじです。

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            2.この中に、各教科の試験日と、その日までに入っている予定を入れていきます。こんなかんじです。

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      3.それぞれの日に自分がどれくらい勉強時間を確保できるかを書いていきます。ここで注意してほしいのは、ここでは最大限勉強時間を確保した場合の勉強時間を書くことです。MAX何時間とれるかを書いていきましょう

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      4.次に、別の紙を用意して、各試験日までに自分がこなさなければならない勉強を、教科ごとに箇条書きにしていきます。例えば、ワークの何ページから何ページまでを解く、とか教科書のここからここまでを読む、とか単語帳の何ページ目から何ページ目までを覚えるとかそういう具体的なことです。こんなかんじですね。欲張り目に書くことがポイントです。

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     5.各科目ごとにやることが決まったら、その科目ごとに、その量をこなすのに合計何時間必要なのかを考えます。一番下に科目音の時間を合計した、合計総学習時間を書きます。だいたいこれくらいでしょうか。

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     6.結構な時間量になってしまったはずです。3.で自分が確保できる時間と、かなり隔たりがあるはずです。やらなきゃいけない量が多い場合には、やる量をすこし削りましょう。無理してまでやらなくていい分は後回しにします。また、確保できた勉強時間のわりにやらなきゃいけない勉強量が少ない場合には、勉強量を増やしましょう。新しいワークを買ったり、先生に問題を作ってもらうのも得策でしょう。

          7.勉強量と勉強時間が合ったら、それを各日程に割り振っていきましょう。このときに、優先順位をつけておいてその順番に振っていくとやりやすいと思います。また、試験日が早いものは早めに、遅いものは遅めに仕上げてしまいましょう。

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これで完成です。適宜、3日に一回くらい余裕のある日をつくっておくと、多少計画から遅れても挽回できるのでおすすめです。

この学習計画を毎回のテストの前に作っていくことができれば、受験に向けての学習計画も簡単に立てられるようになるはずです。

次回は、入試編ということで、入試に向けての計画の立て方を紹介していきます。

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