塾に通うかどうか 高校受験編
こんにちは。今日は、高校受験をする際に、塾に通う必要があるのかどうかについて説明していきます。
まず、前回と同様に、結論から言ってしまうと、塾は不可欠です。
どうして不可欠なのでしょうか。
これも結論から言うと、塾が持っている、過去のデータが欲しいからなんです。
詳しく説明していきます。
高校受験というのは、多くの場合、情報戦になります。高校受験では、過去問が一番あてになるので、過去問に関するデータを持っている人のほうが圧倒的に有利なのです。毎年大論述が出るとわかっていて受験会場に来る場合と、試験スタートと同時にその事実を知った場合では気の持ちようが大きく変わるはずです。
一方で、書店に売られている過去問書は多くても5年程度分しか載っていないことが多く、また、その巻末の過去問分析も甘いものが多いです。一度大手塾に面談に行って、過去問傾向について話を伺ってみるべきです。大手塾は分析に分析を重ねて他塾と競い合っているため、かなり詳細なデータを提供してもらえるはずです。また、前回の中学受験でも言いましたが、塾に通うことで得られるモチベーションの維持というのもかなり大きいです。いくら中学生といえど孤独に受験という大敵に立ち向かうことは、少々キツいものがあります。みんな勉強しているから僕も勉強する、それでいいのです。
また、塾に通う時期ですが、高校受験の場合は、早ければ早いほどいいです。今すぐにでも資料請求するべきです。理由は、中学受験と違って、高校受験では内容が多いため、中学一年生レベルの問題も受験で出題されることが多く、中学一年生段階で少しでもつまづいていると、受験時には大きなダメージとなるからです。塾は中学一年生に対しても受験知識をおしみなく提供するため、そうした早い時期に塾にいないで、そうした情報の恩恵を得られないのは損です。次の夏季講習からでもぜひ通いましょう。
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