公立中学校という選択肢2
今回は前回に引き続いて、私が公立中学校に進学することをおすすめする理由について説明していきます。
私は、ぜひ、子供には公立中学校を経験させてみるべきだと思います。もしそれで本当に環境が合わなければ、私立中学校に編入するという手もありますから。中学生のうちにいろいろな経験を積んでこなかった生徒は往々にして、就活でも不利です。公立中学校という荒波にもまれて過ごす3年間はきっとその後の70年間の人生に大いに好影響を与えるはずです。
中学受験をさせようか、それとも高校受験にさせようか悩んでいるあなた、私立中学校に受かったけれど納得のいかない結果に終わったあなた、公立中学校に進学するという選択肢についてもう一度検討してみてください
きっと公立中学校はあなたの人生を豊かなものにしてくれるでしょう。
また、公立中学校の中でも、居住地によらずに選べる学校もあるみたいなので、それについて少し。
東京の場合、23区のうち、19区が中学校で「生徒・保護者による学校自由選択制」を実施しています。これらの区に居住すると、区内の中学が自由に選べます。実際に、中央区銀座中学校や、千代田区麹町中学校は、校風もおだやかで安定した人気があります。しかし、多くの希望者が集中した場合は、抽選となり、その学校に入れないこともあるので注意してください。
詳しくは各自治体に問い合わせてみてください。